幼児食

食事の悩み

よく噛まない悩みについて

第一乳歯が生えて、かたい食べ物を噛み潰すことができても、まだ飲み込みやすいようになめらかにすりつぶすことは上手くできません。乳歯が生えそろう3歳頃までは、食べ物の切り方、加熱の仕方に工夫が必要です。
食事の悩み

幼児期の食べ過ぎについて

1~2歳児は、脳の満腹中枢が発達しておらず、満腹の間隔が分かりにくいので食べ過ぎの傾向があります。「おなかいっぱいだね」と声掛けをすることで満腹感を感じられるようになると、2~3歳頃には食欲が落ち着いてきます。体重は成長曲線に収まっているか、急激に増えなければ問題ありません。
食事の悩み

幼児期の小食の悩み

生まれつき食が細い場合や、普通に食べているのに大人が期待する量よりも少ないと、小食と判断することがあります。小食な子供は器にたくさん盛ってあるのを見ただけでうんざりしてしまいがちです。初めから少なく盛り付けて、「これだけ食べれば大丈夫」と思わせて心の負担を取り除いてあげます。食が進めばおかわりすることも出てくるかもしれません。
食事の悩み

好き嫌いの悩み

子供にとって「好きな食べ物」とは「気に入っている物、慣れている物」であり、「嫌いな食べ物」とは「飽きてしまったもの、食べずらいもの」の意思表示です。 子どもが食べないものがあったとしても、料理に使わないのではなく、工夫して繰り返し食卓に出すことが大切です。
食事の悩み

遊び食べの悩み

大人からすれば遊んでいるようにしか見えないかもしれません。けれど、子どもが食器や食べ物を触ることは、自分の手で確認して学習するという行為であり、一人で上手に食べられるようになるための大切な過程です。